知識０からのマンション購入記２０１６（中）

マンション購入記２０１６（上）の続編となります。前提などは、（上）を確認してください。モデルルーム見学に出発したミソブンとユーナ。モデルルーム見学を通して、マンション購入が現実味を帯びていく様子をお届けしたいと思います。ぜひご一読ください。

筆者紹介

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ミソブン：東京都港区在住の30歳男、独身。彼女との同棲検討を機にマンション購入を考え始める。投資が好き、新築マンションには懐疑的。

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ユーナ：横浜市在住の27歳、ミソブンの彼女。過去に、新築マンション販売の会社で働いていた。新築マンション派。

1. 初めてのモデルルーム見学

ミソブン

初めてのモデルルーム見学でしたので、非常にワクワクしながら向かったのを覚えています。ちなみに物件は、目黒区にある、駅徒歩2分の新築マンションです。売主は、大手のデベロッパーで、個数は100程度、1Kから2LDKまでと、単身からディンクス向け。

到着すると、個室に案内され、アンケートの記入をお願いされたので、記入しながら営業の方を待ちます。記入を終えると、女性の担当の方が入ってきました。40代後半ぐらいの、落ち着いているが明るさのあるような方です。雑談を交えながら、経緯や目的、今探している条件、他にどんなところを探しているか、など、一通りヒアリングをされました。

ヒアリングが終わると、今度は先方のプレゼンタイム。自分が初のモデルルーム見学だったこともあり、非常に丁寧に説明してくださいました。

価格の妥当性、他の新築や中古マンションと比較
駅徒歩2分の希少性、資産性（駅近物件の方が、価格が下がりにくい統計データ）
渋谷へ近く、需要が絶えない、資産性
需要が絶えないので、出口戦略が取りやすい（売却、賃貸で貸し出す）
内装へのこだわり

そして、待ちにまった「間取り」「価格表」！

部屋別に、100万円単位で、部分的に開示されてました。感想は、うーん、高いけど、悪くない！手の届く範囲でした。

そして、モデルルームに案内されます。今回用意されていた部屋は2LDKのお部屋。全種類用意するものと思っていましたが、一般的だそう。感想は、うーん、2LDKでも結構狭い、けど内装は凄く綺麗。賃貸などと比べると格段に綺麗で驚きました。玄関および廊下が大理石使用だったり、キッチン周りだったり、とてもいい。オプションでないものでもかなり高級感のある仕上がりになっており、正直かなり欲しくなりいました。

部屋を見た後は、また個室に通され、この後のスケジュールのお話。1ヶ月後には、申し込みとのこと。少し後に、眺望や日当たりのシミュレーションができるから、見に来てくださいとのことで、２週間後に予約。うまくできてるなあ。

こうして、モデルルーム見学が終わりました。彼女はとてもテンションが上がって、買うしかないといった勢。自分も初めて見てみて、テンションは上がったのは間違いないのですが、本当に買って大丈夫なのか、不安になったのでした。

ユーナ

私が新卒で入った会社は神奈川県内の中堅ディベロッパーでした。新築マンションのモデルルーム付き販売センターの受付業務・事務・そしてときたま営業にも出るという営業部への配属でした。これまで数々のお客様を見てきましたが、こんなにも早く自分がその立場になる日が来るとは思ってもいませんでした。快く一緒に見学にきてくれた彼には感謝ですね。

モデルルームには仮設タイプとビルインタイプとで２パターンありますが、今回はこの該当のマンション販売のために建てられたと思われる仮設タイプでした。ビルインだと天井高やスペースが限られていたりするので個人的には前者の方が好みではありますね。接客の流れはどこの会社も一緒のようです。

今回、営業担当の方が女性だったこともあり、あまり構えずフランクにお話ができたように思えます。以前勤めていた会社でも、男性営業マンより女性の担当の方が営業成績がよかったりしたのはこのような理由があったからでしょうか。（人それぞれではあるとは思いますが・・）少し話はそれますが、単身女性がターゲットの物件では若手のイケメン営業マンが驚異的な数字を叩き出していました笑。

最初のモデルルーム見学の感想は、、結論、とてもテンションが上がった！！賃貸と分譲マンションの仕様は驚くほど違いますね。分譲賃貸が人気の理由がわかります。いつも冷静で落ち着いている彼もこれにはテンションが上がったようで、私もニンマリ笑（このまま勢いで決断してくれたらなぁ、、なんて思ったことは秘密です）ただ予想外だったのは販売スケジュール。第一期の申し込みまで１ヶ月程しか残っていなかったのです。この日をターニングポイントに、本気モードでの検討が始まりました。

2. 購入に向けてやるべきことの洗い出し

ミソブン

すっかりマンションを購入する気になった彼女をよそに、僕は、どんどん不安になっていきました。マンションの価格は4,000万。35年ローン。住宅市場のバブル。マンションがどんなリスクを抱えているのか、そのヘッジ方法なども曖昧。その他もろもろの問題、とてもじゃないけど、1ヶ月では決断ができないと思ったのです。このままじゃ無理だと思った僕は、彼女に相談することに。

「とてもじゃないけど、１ヶ月じゃ難しくない？調べないといけないことが山ほどあるし。。。」と打ち明けると、彼女はひどく落ち込んだ様子でした。そのあまりの落ち込みように、可哀想になってきた僕は、「すべてのやるべきことを洗い出し、クリアできたら、購入する」ということにしました。それでも不満そうな彼女でしたが、翌朝には理解した旨を話してくれて、やるべきことの洗い出しと、その実行を、協力して行うことに決まりました。本気モードの検討のスタートです。

まずは、プロジェクト管理アプリをダウンローンドして、そこに思いつくままに記載をしていきます。ちなみにJootoというアプリを使いました。無料でオススメです。

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